電子機械科

 
 
具体的な学習内容は
・部品を成形するための加工法と工作機械
・部品として使用される材料の種類・性質
・材料に加わる力とそれによる変形
・各種機械要素(ねじ、歯車等)の働き
・製作図面の読み方・書き方
・動力の基となるエネルギーの発生変換等について学びます。
 
 
実習は
1学年:旋盤・溶接
2学年:旋盤・フライス盤・溶接・手仕上げ・CNC旋盤・マシニングセンター・情報・材料実験
3学年:旋盤・原動機・CAD・CAM を行っています。
 
平成2年機械科から電子機械科-学科改編を行いましたが、これは製造分野で、広くコンピュータ技術が利用されるようになった事に対応するためでした。
改編に伴い、コンピュータ を用いて製図を行うCAD装置、コンピュータ制御によりプログ ラムによって加工を行う工 作機械(CNC旋盤、マシニ ングセンター)、三次元CA Dで措かれたデータを基に加工まで行うEWS実習 設備等が整備され先端加工技術の習得が可能にな りました。
マシニングセンター工作機械 最近の取り組みここ数年重点的に取り組んでいることは、ものづくりの実践と自ら目標・目的を持って学習に取り組む態度及び勤労観・職 業観を育成することです。
 
具体的な取り組みとして
(1)各種コンテストへの積極的な参加
高校生ものづくりコンテスト旋盤加工部門、高等学校溶 接競技会、ロボコンやまなし等に参加し、毎年上位の成績 を残しています。
 
(2)資格取得の奨励
従来のガス・アーク溶接、ボイラー、製図の資格に加え、 技術者が持っている技能を国が保証する技能検定の取得 に力を入れています。現在は機械加工(普通旋盤作 業)、一般熱処理、機械検査の3職種の取得に取り組ん でいます。
国家検定ということで、知識・技能ともに高いレ ベルが要求されますが、高度熟練技能者や一般企業の 方を講師として招き、指導をしていただくことで、年々合格 者を増やしています。
 
(3)キャリア教育の充実
2年次のインターンシップ、地域連携ものづくり人材育成事業による、企業実習・高度熟練技術者による実践的授業、夏休みの親子ものづくり教室等を行うことにより、勤労観・職業観の育成及びコミュニケーション能力の充実を はかっています。
 
電子機械科実績

第4回~第11回山梨県高等学校溶接技術競技会まで8連覇達成中!

 

令和元年度全国選抜高校生溶接技術競技会in新居浜 5位

平成30年度全国選抜高校生溶接技術競技会in新居浜 3位

平成26年度第5回関東甲信越溶接コンクール 優勝(2連覇)、準優勝

平成26年度第1回全国選抜高校生溶接コンクール 準優勝、3位

平成25年度第4回関東甲信越溶接コンクール 優勝

 

令和元年度 ジュニアマイスター顕彰ゴールド・特別表彰・理事長賞受賞インタビュー

 
H22高校生ものづくりコンテスト(関東大会)外部講師による機械検査実技指導